まちゃレーヌ 城里町の高校生が開発?! お茶を使ったマドレーヌが誕生

まこと
ども!!茨城のおじさんブロガー、「いばらじお♪」の清宮真(@makoto_seimiya)です。

 

今回は、城里町の高校生が開発したっていう、地元の特産品「古内茶」を使ったお菓子「まちゃレーヌ」を紹介しますね。

じつは、先日ご縁があって高校におじゃまし話が聞けたので、開発秘話などをインタビューさせてもらいましたよ~♪

 

水戸桜ノ牧高等学校常北校へ

古内茶を使ったお菓子「まちゃレーヌ」を開発した水戸桜ノ牧高等学校常北校へ

「城里町特産の古内茶を使ったお菓子を作ろうよ!!」と、地域おこしのアイデアを出した高校、水戸桜ノ牧高等学校常北校にお話を伺ってきました。

常北校は城里町にある唯一の高校で、水戸桜ノ牧高等学校の分校です。

ブログ仲間が僕を紹介してくれたのがきっかけで、「ぜひインタビューしてください。」と常北校の教頭先生から話をもらった時は…フランクな対応と開かれた校風に、しょーじきビックリしましたよ。

 

水戸桜ノ牧高等学校常北校

 

≪この記事に登場する人≫
・2学年主任猪瀬先生

猪瀬先生
常北校2学年主任の猪瀬です。よろしくお願いします!!

 

・まちゃレーヌ開発メンバー原品くん、檜山くん

檜山くん
みんなで協力して「まちゃレーヌ」を作りました。正式名は「ハート♡フルうち まちゃレーヌ」です!

 

原品くん
たくさんの人に古内茶の美味しさを知ってもらいたいです。

 

・ブログ仲間の車田さん

車田さん
高校生が作ったお菓子…これは地域ブロガーが宣伝しないとね!

 

・地域ブログ「いばらじお♪」の清宮真

まこと
まちゃレーヌも美味しいお菓子だし、城里町も、古内茶も、常北校も素晴らしいので、ぜひ多くの人にその魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

 

 

城里町の特産品「古内茶」とは?

古内茶とは、茨城三大銘茶のひとつで、城里町の古内地区で生産されているお茶です。

このお茶は、その昔、城里町にある清音寺の境内だけで栽培するきまりがありましたが、「多くの人にこのおいしいお茶を飲んでもらった方が良い」という光圀公(←水戸黄門)のすすめで、古内地区一帯で広く栽培されるようになりました。その後、城里町古内地区の特産物となったそうです。

 

まこと
光圀公のお墨付き!! そんな美味しいお茶が城里町で栽培されていたんですね。恥ずかしながら、まったく知りませんでした…汗

 

猪瀬先生
たしかに県内でも知名度が低いかも知れませんが、奥久慈茶・猿島茶と並ぶ美味しいお茶なんです!!

 

車田さん
城里町にはお茶園が数件あってね、各お茶園によって違いもあるけど、後味がすっきりしていて甘みと苦味のバランスがほどよいとされているんだよ。

 

まこと
あれ? 車田さん詳しいですね!!

 

車田さん
だって俺、以前は城里町の職員だったんだもんw

 

 

▽まちゃレーヌに使用された粉末茶を舐めてみると苦味が少なく甘みがありました。

 

 

▽常北校に向かう途中で立ち寄った古内茶の直売所「高安園」ここで栽培されたお茶を極細に挽いたものが、まちゃレーヌに使われたそうです。

 

原品くん
先日は「古内茶庭先カフェ」という地元のイベントにも参加して「まちゃレーヌ」を古内茶の紅茶と一緒に提供しました。

 

まこと
そんな素敵なイベントもあるんですね!!

 

 

▽原品くんたちが参加した「古内茶庭先カフェ」このイベントも楽しそうですね~♪

 

なるほど、城里町は古内茶って美味しいお茶の産地で、その味をたくさんの人に知って欲しいという思いから「まちゃレーヌ」が誕生したんですね。でも、なんで高校生が地域おこしに?つぎは、その辺のお話しを聞いてみようと思います。

 

 

なぜ高校生が地域おこしのアイデアを?

ところで、なぜ高校生が地域おこしのアイデアを? 常北校と常磐大学と城里町の取り組み「高大官連携プロジェクト」ってなに?

 

まこと
城里町には古内茶って美味しいお茶があるのは分かりました。でも、どういう経緯で高校生が地域おこしに関わっているんですか?

 

猪瀬先生
はじまりは城里町町長さんの「地域活性化のアイデアを常北校の生徒からも出してくれないか?」って発言からなんですよね。

 

先生から話を聞いて関心したんですが、その時、高校生が提案したプランの1つに「保育料の無料化」というのがあって、その後半額だった城里町の保育料が無料になったそうなんです。これをきっかけに、常北校と常磐大学と城里町の取り組み「高大官連携プロジェクト」が本格的にスタート。第1回目のプロジェクトではクラウドファンディングを利用して「藤井川ダムカレー」という城里町にあるダムをモチーフにした商品開発に成功しました。

 

まこと
やっぱり藤井川ダムカレーも常北校生のアイデアだったんですね!! 僕も食べた事があります~♪

 

▽藤井川ダムカレーは城里町ホロルの湯で食べる事が出来ます。とってもユニークで美味しいカレーですよ。

>>> 藤井川ダムカレー 城里町ホロルの湯で噂のカレーを食べてきたよ!!

 

大学や地域と連携してプロジェクトを成し遂げたり、自分たちが住む町の事を本気で考えられる高校生って素晴らしいですよね。地元のイベントやボランティア活動にも積極的に参加するなど地域と繋がる開かれた学校でありたいという先生たちの考えにも感銘を受けました。

 

とは言え、「まちゃレーヌ」が出来上がるまでには色々大変な事もあったと思います。つぎは、アイデアが決まってから商品化までの話を聞いてみましょう。

 

 

まちゃレーヌの開発で大変だった事は?

まちゃレーヌの開発で大変だった事は?なんでマドレーヌにしたの?

 

まこと
まちゃレーヌの開発で大変だった事は何ですか? そもそも何でマドレーヌなんですか?

 

檜山くん
「古内茶を使った何かを作ろう!」と言う事が決まってからも色んなアイデアが出ました。ただ、日持ちするお菓子、お土産にしてもらえそうって事でマドレーヌに決まりました。

 

なるほど! たしかにマドレーヌならお土産にも喜ばれそうだし、お土産にしてもらえれば古内茶の魅力も広まりますよね。

 

猪瀬先生
常北校の生徒が商品化に携わったって話も土産話としてセットにしてもらえると嬉しいかなって♡

 

「まちゃレーヌ」は、けっこう戦略的にもしっかり考えられているんですね! でも、商品化までは色々と大変な事もあったみたいです。

 

原品くん
僕が1番に気を使ったのは衛生面ですね。それと常北校は普通科なので調理設備や道具も限られていたので家政科のある高校からマドレーヌの型などを借りたりもしました。

 

まこと
「まちゃレーヌ」の商品化にあたりプロのパティシエに監修してもらったと聞きましたが、その辺はどうでしたか?

 

檜山くん
水戸のPatisserie Tomojiさんに監修してもらいましたが、とっても楽しかったです。プロからも古内茶の味を認めてもらえた事がなにより嬉しかったですね。

 

このインタビューの後、Patisserie Tomojiさんにもお話しを伺いましたが、古内茶は味が濃くケーキやお菓子に使うのにピッタリだそうです。なんと古内茶の美味しさに魅せられたPatisserie Tomojiさんには新商品として「古内茶のテリーヌ・ショコラ」なんてケーキも登場しショウケースに並んでいましたよ!

 

古内茶のテリーヌ・ショコラ

 

 

まちゃレーヌはPatisserie Tomojiで買えます!!

今回紹介した「まちゃレーヌ(ハート♡フルうち まちゃレーヌ)」は水戸市笠原町←県庁近くのPatisserie Tomoji(パティスリートモジ)で買うことが出来ます。人気商品につき売り切れの場合もありますので気になる人はお早めに。詳細、店頭在庫数などは直接お店に問い合わせてくださいね。

 

 

まちゃレーヌは2019年12月から水戸エクセル南サザコーヒー前のお土産(菓子類の)コーナーでも販売を予定しています。

 

 

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まこと
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